イスラエル軍のラジオ局が伝えたところによりますと、イスラエル軍は8日、シリアの首都ダマスカスなどで空爆を行いました。 崩壊したアサド政権が保有していた兵器が反政府勢力の手に渡らないようにするためだとしています。 一方、イスラエルのネタニヤフ首相は8日、アサド政権が崩壊したことについて「中東における歴史的な日だ」と歓迎する声明を出し、安全保障の取り組みとしてシリアとの緩衝地帯に部隊を展開したことを明らかにしました。

イスラエル軍のラジオ局が伝えたところによりますと、イスラエル軍は8日、シリアの首都ダマスカスなどで空爆を行いました。 崩壊したアサド政権が保有していた兵器が反政府勢力の手に渡らないようにするためだとしています。 一方、イスラエルのネタニヤフ首相は8日、アサド政権が崩壊したことについて「中東における歴史的な日だ」と歓迎する声明を出し、安全保障の取り組みとしてシリアとの緩衝地帯に部隊を展開したことを明らかにしました。
教えたいのに生徒が集まらない 1970年5月。青年海外協力隊(JOCV)の隊員として岡本秀樹がシリアに派遣され半年近くが過ぎようとしていた。彼はこのとき28歳、空手を始めて12年になる。 時代錯誤の高下駄に「蒙古放浪歌」。しかも何を思ったか岡本は羽織袴はかま姿である。通りを行き交う地元住民が、怪訝けげんな顔でこの男の通り過ぎるのを見るのも無理はない。 一方、こうした芝居がかったことをしている岡本本人には時代錯誤の思いは微塵みじんもない。体中を突き抜けんばかりに沸き起こる怒りに自分が抑えられなくなっている。 岡本はこの国の若者に幻滅していた。シリアの警察学校で空手を教えていたが、この伝統武道の知名度は低く、生徒が集まらない。ブルース・リーの主演映画「ドラゴン危機一発」が香港で大ヒットするのは翌71年である。当時のシリアでは戦える技としてはボクシング、レスリングが主流であり、続いて自己防衛とし
トルコ軍は、9日、隣接するシリア北部の国境沿いから敵視するクルド人勢力を排除するためとして、国境を越えて軍事作戦を始めました。クルド人勢力は対テロ作戦でアメリカに協力してきましたが、トランプ大統領はトルコの軍事作戦を黙認する姿勢で、激しい戦闘にならないか懸念されています。 トルコのエルドアン大統領は9日、ツイッターでトルコ軍がシリア人の部隊とともにシリア北部で軍事作戦を始めたと発表しました。 現地からの映像ではシリアの国境沿いの地域で、クルド人勢力の拠点とみられる場所が攻撃を受けて煙があがっている様子が確認できます。 シリア北部はトルコが敵視するクルド人勢力が実効支配していて、トルコは自国の安全のため国境沿いからクルド人勢力を排除し、安全地帯を作ってトルコにいるシリア難民の帰還先にすると主張しています。 このクルド人勢力は、過激派組織IS=イスラミックステートに対する戦いでアメリカに協力し
小山晃弘 @akihiro_koyama ちなみにこの件は借金玉さんの事実誤認で、僕は件の北大生らの挙について一貫して批判し続けていましたし、実際に期日近くには止めるため説得にも行きました。ただ、本人の愚行権を考えれば、パスポートの盗難のような強制力のある行為はできないし、僕はしていない、というお話をしました。 2019-09-10 18:49:23
アメリカのトランプ政権がことし3月、シリア領のゴラン高原についてイスラエルの主権を認めたことに感謝の気持ちを示すためだとして、イスラエルは、国際法に違反してゴラン高原に建設する新たな入植地を「トランプ高原」と名付けることを決めました。 イスラエルのネタニヤフ首相は16日、閣議を開き、トランプ大統領への感謝の気持ちを示すためだとして、ゴラン高原に建設する新たな入植地を「トランプ高原」と名付けることを決めました。 占領地で入植活動を行うことは国際法で禁止されているため、「トランプ高原」と名付けられた今回の入植地は、イスラエルによる違法な入植地の1つとして国際社会の批判を招きそうです。 さらに、もともとゴラン高原を領有していたシリアや、後ろ盾のイランが反発を強めるのも確実で、衝突が頻発しているゴラン高原の緊張状態をさらに高めるおそれもあります。
イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」の最後の拠点、シリア東部バグズを離れ、クルド人主体の民兵組織「シリア民主軍(SDF)」による尋問を待つIS戦闘員とみられる男たち(2019年2月22日撮影)。(c)AFP / Bulent Kilic 【5月9日 AFP】こんな結末が訪れると、誰が予想しただろう。拘束され、砂漠に並んで座らされているイスラム過激派の戦闘員とされる数百人を見ながら、私は思った。すべては8年前、シリア政権に対する単なる抗議デモから始まった。当時は誰もイスラム過激派について話題にすることなどなかった。 そして今、ある一つの国が崩壊した。 死者37万人以上。家を追われた人は、人口の半数以上に当たる1300万人近くに上る。平和的な民衆蜂起をのみ込んだ暴力の渦から生まれたイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」は、台頭し、そして衰退した。 彼らはシリアからイラクを広範囲にわたって
アメリカのトランプ大統領がイスラエルの占領下にあるシリア領のゴラン高原について、イスラエルの主権を認めると表明したことに対し、現地の住民グループが抗議デモを行いました。 国際社会は「戦争による領土拡大は国際法違反だ」としてイスラエルの撤退を要求していますが、トランプ大統領は先週、イスラエルの安全保障を強化するためとして「アメリカがゴラン高原でのイスラエルの主権を完全に認める時だ」と表明しました。 これに対してイスラエルの占領前からゴラン高原で暮らしているアラブ系の住民グループが23日、イスラエルとシリアの停戦ライン近くに集まり、抗議デモを行いました。 参加者はシリアの国旗を掲げながら「占領者に対する革命だ」などと叫び、ゴラン高原の主権はシリアにあると訴えました。 この問題ではシリアが「あらゆる手段を通じて尊い領土を開放する」という声明を出したほか、シリアの後ろ盾のイランが反発を強めていて周
4年前、イギリスから中東シリアに渡り、過激派組織IS=イスラミックステートに加わったとみられていた少女が、シリア国内で見つかりました。少女は、産まれた子どもとともに帰国したいとしていますが、イギリスでは、過激派組織に参加した少女を受け入れるべきか意見が分かれています。 しかし、今月になって、ベガムさんがシリア北部の避難民キャンプにいることが明らかになり、17日、イギリスのスカイニュースがベガムさんのインタビューを報じました。 この中でベガムさんは、家族に対し「助けが必要です。どうか連れ戻すことを諦めないでください」と話し、産まれたばかりの息子とともにイギリスに帰国したいと希望しました。 ベガムさんは、シリアに渡ったあと、ISの戦闘員と結婚し2人の子どもをもうけましたが、2人とも病気になり亡くなったということです。 その後、ISが支配地域を失う中、住んでいた村の近くでも戦闘が始まったためこの
25日に帰国したフリージャーナリスト安田純平さん(44)はシリアで拘束された3年4カ月、犯行グループの虐待にさらされ続けた。監禁や絶食、嫌がらせ――。帰国便で朝日新聞のインタビューに解放された喜びを述べ、「日本のことをもっと知りたいと思った」と今後の希望を語った。 「最初はスパイ容疑で2日くらい(監禁が)続き、1カ月して『人質にする』という話になった」 安田さんは2015年6月22日にシリアに入り、翌日朝に拘束された。そこで体験したのは、「解放」をうたって強制された数々の「拷問」だった。トイレに立つ際に音を立てると、犯行グループの話を「盗み聞きした」「スパイだ」と疑われた。グループのこうした疑念はエスカレートし、生活に様々な「ルール」が設けられたという。 「16年からは、ほぼ毎日、『解放する』と言われた。その代わり、『これをやったら帰さない』という不可能なことを要求された。高さ1・5メート
[モスクワ/ダマスカス 15日 ロイター] - 米英仏3カ国によるシリア攻撃を受け、ロシアのプーチン大統領は15日、欧米が再びシリアを攻撃すれば、世界は混乱に陥ると警告した。
(CNN) 米国防当局者は29日、CNNの取材に対し、シリア北部で数日前に米軍部隊がトルコの支援する反政府武装勢力に襲撃され、銃撃戦を展開したと語った。双方とも死傷者は出なかったとしている。 有志連合では米軍部隊を襲撃した集団について、トルコの支援を受けた反政府勢力に属する集団と見ている。同集団はアラブ系やトルクメン系の戦闘員で構成され、トルコとシリアの国境地帯でトルコ軍によるISIS掃討に協力していた。 米国防総省のパホン報道官は今回の衝突について、「主にトルコが支援する武装勢力の支配地域で発生した。我々はこの危険に対応するため、アンカラ(トルコ)および他の勢力と交戦した」と話している。 トルコが支援する武装勢力の多くはシリアのアサド大統領と敵対すると同時に、米国が支援するクルド人主体のシリア民主軍とも同地で勢力を争っている。 トルコは過去に戦車や空爆、特殊部隊などを通じてこうした勢力を
トルコとの国境の町、シリアのダルバシヤで米軍に合図を送るクルド人兵士(4月28日) Rodi Said-REUTERS <ISISが掃討されつつあるシリアでは、ロシアとイランの支援を受けたアサド政権が復活。シリアで影響力を死守しようとしたアメリカの努力はすべて徒労に終わる。代償を払わされるのは、アメリカを信じたクルド人だ> シリア内戦はシリア政府とそれを支援するイランなどの外国勢力が勝利し、シリアで影響力を死守しようとしたアメリカにとってすべてが徒労に終わる。クルド人武装勢力は、ドナルド・トランプ米大統領に協力したことで今後大きな代償を払わされる──これが、アメリカの元シリア大使が描くシリア内戦の今後のシナリオだ。 バラク・オバマ政権下の2011~2014年にアメリカのシリア大使を務めたロバート・フォードは月曜、ロンドンに拠点を置くアラブ紙「アッシャルク・アルアウサト」の取材に対し、米政府
シリアの首都ダマスカス近郊で反体制派地区を爆撃する同国軍のスホイ17(SU-17、2017年3月20日撮影、資料写真)。(c)AFP/AMER ALMOHIBANY 【6月19日 AFP】米軍の戦闘機が18日、シリア北部でイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」と戦うクルド人とアラブ人の合同部隊「シリア民主軍(SDF)」を狙って爆撃したバッシャール・アサド(Bashar al-Assad)政権軍の軍用機1機を撃墜した。ISの掃討作戦を展開している米主導の有志連合が発表した。 在英のNGO「シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)」によると、同日にはラッカ(Raqa)市の南約40キロの2村でアサド政権軍とSDFが交戦した。 有志連合は声明で「シリア政権のスホイ22(Su-22)1機が(18日)午後6時43分(日本時間19日午前2時43分)、(
(CNN) シリアでの民間人に対する化学兵器攻撃への報復として、米軍が6日、シリア政府を標的とする軍事攻撃を開始した。米政府高官がCNNに明らかにした。 米軍はトランプ大統領の命令を受け、地中海に展開する米軍艦2隻から巡航ミサイル「トマホーク」50~60発を発射した。米政府当局者はミサイルの標的としたシリア政府軍の飛行場について、民間人に化学兵器攻撃を行った軍用機の拠点だったと話している。 トランプ大統領は中国の習近平(シーチンピン)国家主席との会談のため滞在しているフロリダ州の別荘で記者団に対して、「アサド大統領は無力な人々の息の根を止めた」「シリアが禁止されている化学兵器を使用したことに議論の余地はない。国連安保理の要求を無視した」「難民危機は深まるばかりで、地域の不安定化も続いている」と述べた。 6年にわたって続くシリアの内戦で、米軍がアサド政権に対して直接的な軍事行動に出たのは今回
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