今年最初のブログ更新です。 昨年は学会活動などが多すぎて、診療日数が例年より少なくなってしまいました。ご不便をおかけし申し訳ありませんでした。 今年は少し学術活動をセーブしようと考えていますが、すでに幾つか依頼が舞い込んでおり、今年も忙しくなりそうです。この年齢になると、総論的な講演や取りまとめ役の仕事が増えてきて、客観的かつ公平なポジションで好きなように発言できると良いなと思っています。 では年の初めということで、昨今の美容医療問題について私個人の考えを書きます。 ここ数年、美容医療業界は参入医師が増加し、一気に飽和してきました。おそらく患者サイドの需要はまだまだ増えていくとは思いますが、ただ単純に美容医療をビジネス的に実践しても上手くいかない時代になりつつあります。技量の差を出せないことも多いレーザー脱毛では価格競争となり、昨年大手チェーンクリニックが倒産したのは記憶に新しいところです
