羽虫大量発生、歯止めかからず 「ユスリカ」対策急ぐ―大阪・関西万博 時事通信 編集局2025年06月06日07時04分配信 大阪・関西万博の「大屋根リング」周辺で大量発生した羽虫=4日、大阪市此花区 大阪・関西万博の会場で、蚊に似た羽虫「ユスリカ」が大量発生し、歯止めがかかっていない。人体に直接の害はないが、会場内を大群で飛行し、来場者に不快感を与えているようだ。発生源はほぼ特定できたものの、原因は不明のまま。運営主体の日本国際博覧会協会は殺虫剤メーカーなどと協力し、早急に有効策を打ち出そうと腐心している。 万博会場でレジオネラ菌 指針値20倍、子どもが水遊びも 協会によると、大量発生しているのは「シオユスリカ」。夕方以降に出現しやすく、シンボルとなっている「大屋根リング」屋上部分や、その東西の水辺エリアで特によく見られるという。淡水と海水が混ざる汽水域で発生しやすいとされ、発生源は会場南
