高知工業高等専門学校(高知高専)、東京大学地震研究所(東大地震研)、宇宙航空研究開発機構(JAXA)、情報通信研究機構(NICT)及び日立造船株式会社(Hitz)は、標記の実験を12月16日から開始しました。高知県室戸沖に設置しているGPS津波計(高知県の黒潮牧場16号ブイ)で津波や波浪を観測するために必要なデータを準天頂衛星初号機「みちびき」を用いて送り、観測結果を技術試験衛星Ⅷ型「きく8号」を用いて陸上に伝送する実験です。 この実験は、平成24年度に実施した基礎実験(技術試験衛星Ⅷ型「きく8号」を用いたGPS津波計からのデータ伝送実験)の成果に基づいて、より完成度の高いシステムとして実証することを目的としています。最終的には、将来の「防災等に資する情報通信衛星」の全体像を明確にすることを目指しています。
12月11日(水)に発生した、国際宇宙ステーション(ISS)の熱制御用外部排熱システム(ETCS)の異常につきまして、最新状況をお知らせいたします。 (1) 外部排熱システム異常の原因究明と復旧対策について これまでのNASAによる原因究明により、ETCSの冷媒(アンモニア)を冷却用ラジエータへ流す量を調整する弁がうまく機能していないことが判明しました。引き続きNASAは対応処置を行っており、当面の対策として、地上からの操作で、別の弁を用いて流量の調整を試みています。 (2) 「きぼう」の状況について 「きぼう」は引き続き2系統のうち1系統の電源のみを使用して運用を行っておりますが、クルーの安全性及び搭載機器の健全性には問題はありません。(前回報告から変更無し) (3) その他 シグナス補給船運用1号機の打上げ時期(日本時間20日午前に予定)の再検討、及びETCS不具合復旧のための船外活動
宇宙航空研究開発機構(JAXA)などは、準天頂衛星初号機「みちびき」と技術試験衛星VIII型「きく8号」を使ってGPS津波計からのデータ伝送する実験を12月16日から開始した。 実験に参加しているのは他に情報通信研究機構(NICT)日立造船、高知工業高等専門学校、東京大学地震研究所。 実験では、高知県室戸沖に設置しているGPS津波計(高知県の黒潮牧場16号ブイ)で、津波や波浪を観測するために必要なデータを準天頂衛星初号機「みちびき」を使って送り、観測結果を技術試験衛星VIII型「きく8号」を用いて陸上に伝送する。 この実験は、2012年度に実施した基礎実験(技術試験衛星VIII型「きく8号」を用いたGPS津波計からのデータ伝送実験)の成果に基づいて、より完成度の高いシステムとして実証することを目的に実施するもの。最終的には、将来の「防災等に資する情報通信衛星」の全体像を明確にすることを目指
2013年12月16日、高知工業高等専門学校(高知高専)を中心とする研究グループは、高知県室戸沖に設置されたGPS津波計の観測に準天頂衛星「みちびき」を用い、観測データを通信衛星「きく8号」を用いて送信する実験を開始したと発表した。 実験に参加しているのは、高知工業高等専門学校(高知高専)と東京大学地震研究所(東大地震研)、JAXA 宇宙航空研究開発機構、NICT 情報通信研究機構と日立造船株式会社(Hitz)の5団体。 東日本大震災の際には、海上の津波計データの活用には、鉛直(上下)方向のさらなる精度向上が必要という課題が明らかになった。また、従来の津波計は陸上の基準局から20キロメートル程度の距離以内に限定されてしまっていたが、実際には100キロメートルを超す沖合のデータが必要だ。陸上の通信網が停電で使用できなくなることもあり、陸上の通信網に頼らない通信方式も必要となっていた。 課題を
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