県観光振興審議会(会長・久保田穣日本観光振興協会顧問)は26日、県庁で開き、県が2026年6月に導入する宿泊税の使途などを検討する「宿泊税活用部会」を設けた。来年度に3回開催し、税収を使う観光振興施策などを盛る県の「県宿泊税活用ビジョン」(仮称)に対し、提案や意見を出す。 部会は学識経験者2人、…

県観光振興審議会(会長・久保田穣日本観光振興協会顧問)は26日、県庁で開き、県が2026年6月に導入する宿泊税の使途などを検討する「宿泊税活用部会」を設けた。来年度に3回開催し、税収を使う観光振興施策などを盛る県の「県宿泊税活用ビジョン」(仮称)に対し、提案や意見を出す。 部会は学識経験者2人、…
JR東日本松本車両センターに並ぶ「E353系」の車両=18日午前9時30分、松本市深志 E353系のパンタグラフの「すり板」。一部が損傷している(JR東日本長野支社提供) JR東日本は18日、中央東線特急「あずさ」と「かいじ」に使用しているE353系車両のうち19編成のパンタグラフに損傷が見つかったと発表した。この影響で松本や新宿、千葉からの始発列車を含む上下計36本が運休や区間運休した。同社によると、東京都と神奈川県境にある小仏トンネル内の架線に不具合が発覚。損傷につながった可能性があり、同社は復旧作業を進めている。 E353系は2017年に運行を始めた新型車両。パンタグラフは架線から電気を受け取って車両に供給する設備で、同社によると17日夜の運行終了後、松本車両センター(松本市)で通常点検をした際に損傷が見つかった。パンタグラフの部品で、架線と接する「すり板」と呼ばれる金属製の板の一部
八ケ岳連峰・阿弥陀岳(2805メートル)近くで25日に遭難し、県警ヘリコプターで救助された都内の自営業男性(36)に一時、新型コロナウイルス感染の疑いが浮上し、陰性との結果が判明するまで2日間、救助に当たった県警山岳遭難救助隊員ら10人前後が自宅待機を余儀なくされたことが27日、分かった。県内の山岳救助でのこうした事例は初めて。 県警関係者によると、男性は25日、単独で阿弥陀岳に入山。午後1時ごろ、頂上に近い御小屋尾根付近(2500メートル)から滑落し、動けなくなった。男性の119番通報を受けて県警ヘリの他、茅野署員、諏訪地区山岳遭難防止対策協会の救助隊員が地上から出動。男性は午後4時半ごろ、ヘリで救助された。 男性は収容先の諏訪市内の病院で左手首骨折の重傷と診断された。その際、CT検査の肺の画像で、新型コロナウイルス感染の疑いが浮上。PCR検査を受けることになった。仮に男性が陽性だった場
JR東日本は30日、中央東線の特急「あずさ」「スーパーあずさ」で新型のE353系への車両切り替えを来春に完了させ、これに伴い普通車の全席で事前に座席指定ができるようにすると発表した。自由席は廃止する。特急料金も変更し、現行の自由席と比べて高くなるが、指定席では引き下げとなる。 運賃と特急料金を合わせた松本―新宿の新料金は片道6500円。現行の自由席と比べて120円高くなる一方、現行の指定席より400円安くなる。上諏訪―新宿の新料金は同5870円で、現行の自由席より40円高くなるが、指定席は480円引き下げられる=表。 通常の指定席特急券のほかに、乗車日と区間のみ指定し、列車や座席を事前に指定しない「座席未指定券」(料金は指定席特急券と同額)を新たに導入。乗車する列車が決まれば、乗車前に「みどりの窓口」などで追加料金なしで座席を指定できる。座席指定せずに乗車した場合は、座席上方に設置されたラ
北佐久郡軽井沢町で15日未明にスキーツアーの夜行バスが道路外に転落し、15人が死亡、26人がけがをした事故は発生から10日余がたった。軽井沢署の捜査本部による原因究明作業は、バスのギアがなぜニュートラルになっていたかが大きなポイントだ。ニュートラルではエンジンブレーキが利かず、速度の制御は難しい。現場の国道18号碓氷バイパスで運転経験がある大型バス運転手や、事故分析の専門家は、操作ミスが原因との見方を示している。 捜査関係者にも同様の見方があるが、捜査本部は車両の不具合の可能性も視野に入れ、慎重に調べている。 事故車両のギアがニュートラルだと分かったのは、捜査本部によるバスの検証。車のギアは大きな衝撃を受けてもほとんど変わらないといい、バスのギアが事故直前にニュートラルだった可能性が浮上した。 同バイパスを大型バスで何度も走ったことがあるという長野市のバス会社経営の男性(51)は、現
2015年3月の北陸新幹線(長野経由)長野―金沢間開業に伴い、JR信越線長野―妙高高原(37・3キロ)をJR東日本から引き継ぎ「北しなの線」として運営する県の第三セクターしなの鉄道(上田市)は3日、北しなの線の鉄道事業許可を6日に国土交通省北陸信越運輸局(新潟市)へ申請すると発表した。6日は延伸区間の新潟、富山、石川の各第三セクター運行会社も申請する。新幹線の開業準備が進む一方、並行在来線として経営分離される三セク鉄道の準備も本格化する。 しなの鉄道によると、申請内容は2012年3月に決定した「長野以北並行在来線経営基本計画」を踏まえた。長野を起点、妙高高原を終点とし、所有する鉄道施設の概要を記載する。収支は毎年3~4億円の赤字が発生するものの毎年4億円強と見込む国からの財政支援により経営は成り立つ―との内容の収支見通しも示す。同社の北しなの線開業準備室によると、本年度内に許可を受け、来
「その他の危険」を示す警戒標識。県が何のために設けたか、既に分からなくなっている=長野市若穂綿内の国道403号 長野市若穂綿内の国道403号沿いに県が設置した、道路前方への危険を知らせる「警戒標識」が、何のために設けられたか不明確になっていることが8日、分かった。県側に台帳の記録が残っていないことや、設置当時と道路状況が変わったとみられることなどが理由。今はほとんど役割がない標識に地元からは撤去を含めた見直しを求める声も出ている。県道路管理課は事態を重視し、県が管理する警戒標識約2万基について「台帳の記録を一度総点検する必要がある」としている。 問題の標識は、上信越道須坂長野東インター方面から、旧長野電鉄屋代線綿内駅方面に向かう道路の左側にある。黄色地に「!」の記号が記されたデザインで、警戒標識の一種。警戒標識には踏切や落石など注意を促す対象を特定した標識もあるが、この標識は「他の標識で
7日に行われた県内公立高校一般入試(後期選抜)の学力検査を受けた受験生や、問題を見た中学の教員から「難し過ぎる」との声が上がっている。特に数学の難易度が高いとの感想が目立つという。受験生の数学(100点満点)の平均点が前年度より20点近く下がったと明かす高校関係者もある。県教組は「問題が難し過ぎて、中学で学習意欲を失う生徒が出かねない」とし、15日、県教委に問題を難しくし過ぎないよう異例の申し入れを行う。 「数学が急に難しくなって、半分ちょっと解くのがやっとだった。ショックで入試翌日に学校を休んでしまった人もいた」。長野高校(長野市)を受験した長野市の中3男子(15)は過去の問題と照らし、今回の入試をこう振り返る。 同じ中学から同校を受験したのは15人ほど。その生徒たちは普段の中学の定期テストでは大半が、5教科(国語、数学、社会、理科、英語の計500点満点)で400点以上を取るが、今回
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